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算法少女 [おすすめ書籍]

こんばんは、a_takigawaです。

『算/法/少/女』 遠藤 寛子著 岩崎書店 1973年発行


一般書コーナーかと思ったら、児童書にありました。
江戸時代の数学に対する世間の関心や認知度は、今とはまたすこぉし違う感じです。
好奇心は今と変わりません。



算法少女 (ちくま学芸文庫)

算法少女 (ちくま学芸文庫)

  • 作者: 遠藤 寛子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 文庫



算法少女 (1973年) (少年少女歴史小説シリーズ)

算法少女 (1973年) (少年少女歴史小説シリーズ)

  • 作者: 遠藤 寛子
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 1973
  • メディア: -



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世にも美しい数学入門 [おすすめ書籍]

こんばんは、a_takigawaです。


「数式もことばだ」と言われたら、どう返答しますか?



「数学はただ圧倒的に美しいものです」。
数学者・藤原正彦さんと、「博士の愛した数式」の著者・小川洋子さんの対談です。

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 藤原 正彦
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2005/04/06
  • メディア: 新書



 数学とは、純粋に想像の世界でことばを見つける作業をする。
そこで新しい数式が見つかったりするけれど、一見、実世界とかけ離れているようにみえるその数式が、何十年もたった後に自然現象を表すことばになることがあるのだ。(ヒッポファミリークラブ TEAM MORI-BAKI ROAD TO MINIMAL MODEL PROGRAMより抜粋)
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ことばが劈かれるとき [おすすめ書籍]

この本は 中学時代の恩師から 教育実習で母校に行ったときに 戴いた思い出の一冊だ。

40年近く 「からだとことば」にむきあった 演出家 竹内敏春氏。
演劇的手法を用いて、こわばった体をほぐし、からだと心のゆがみに気付かせていく。
美しい声でなく 社会で生きる人が 自分の本当の声を取り戻す手助けをし、 ことばが生まれる場に立ち会うことを喜び、ともに笑い ともに泣き。。。

教育現場では 実際に生かすことはしなかったが、 子育て や 「ことばと人間」に向き合う研究員になってからも たびたび 手にとって読む 1冊となっている。

演出家の竹内氏が 青年期まで難聴による言語障害から ことばを取り戻したことなども書かれていて 「ことばと人間」を再考できる。

竹内氏は 今年、9月7日に お亡くなりになられましたが、 ことばは いつまでも生きています。

ご冥福をお祈りいたします。



ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)

ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)

  • 作者: 竹内 敏晴
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1988/01
  • メディア: 文庫



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ら抜きの殺意 [おすすめ書籍]

「ら抜き言葉」を使う若い男性社員
「ら抜き」が許せないアルバイトの中年男性(実は学校の先生)
互いの弱みを握って激しく対立した先に起こったことは、、、


永井 愛 作
鶴屋南北戯曲賞受賞作


息抜きにどうぞ。
これまた読書家Eさんのオススメ本です。



ら抜きの殺意

ら抜きの殺意

  • 作者: 永井 愛
  • 出版社/メーカー: 而立書房
  • 発売日: 1998/02
  • メディア: 単行本



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ことばを歌え!こどもたち [おすすめ書籍]

11月4日 言語交流研究所 の関西事務所で 平岡一武氏 の話しを 聞いた。

タイトルは 「榊原 陽の挑戦」

実は このタイトルで 話しを聞くのは 3回目。
今日は、言語学のことについて深くきけて 興味深かった。

榊原 陽氏は 言語学にも精通していて 学会でも多くの論文を発表していた。
そんな 榊原氏は 自身の様々な体験を通して、多言語の世界の扉を開かれた。

従来の外側から見る世界ではなく、 ひとりひとりが 母語と同じように ことばの自然獲得の追体験をしながらことばの記述をしてみないか?!
そんな中から、わからない人が分かって行く 感動的なドラマの中から生まれた数々の本も生まれた。
これらは、また別の機会に紹介することにする。


多言語の世界、なかでも、文字も読めない韓国語の導入は 大きな挑戦となる。

いまでこそ、挨拶はもちろんこと 「サランヘヨ」なんてことも、 知っている人が多い時代だが、韓流ブームのかけらもない時代にである。

詳しくは、下記の本の4章~6章に書かれている。
すでに、読んだ人も まだ読んでいない人も 是非 言語観が変わる1冊となるので、是非 読まれることを
お勧めします。 




ことばを歌え!こどもたち―多言語の世界を開く

ことばを歌え!こどもたち―多言語の世界を開く

  • 作者: 榊原 陽
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1989/10
  • メディア: 単行本



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ヴィッキーライン嬢の幾何学世界遍歴 [おすすめ書籍]

2次元より平らな世界

 ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴

≪FLATTERLAND like Flatland, Only More So≫

    イアン・スチュアート
    青木 薫(訳)


2次元より平らな世界―ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴

2次元より平らな世界―ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴

  • 作者: イアン・スチュアート
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2003/01/28
  • メディア: 単行本



厚みのない平面世界に生きる女の子
3次元からの球形をした使者とともに、彼女は次元を超え、
数々の幾何学世界をめぐる…

古代ギリシャのユークリッド幾何学から現代の射影幾何学、
トポロジー、相対論、フラクタル理論、そして、
超対称性の超ひも理論にいたるまで、幾何学は常に
数学的世界の最先端に深く関わっている(そうです)。

細かい文字で、444ページあります。
読書家のメンバーEさんから紹介していただきました。
55ページでまだ止まっていますが…。

書店の数学書コーナーに行くと、似た書籍がたくさんありました。
まずは…この本を読破から。

2次元で生きる…想像してみてください。
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『16歳の教科書』~なにを学び、なぜ学ぶのか~ [おすすめ書籍]

11歳の娘Mが、「勉強って、なんのためにするん?」と聞いてきたとき、「お?もうそんなことを聞くようになったんだ」と少し驚いた。
その問いは、ことば通りの問いであると同時に、それまで何の疑問も持たず言われることそのままにやってきた娘の自立心のめばえでもあるのだと思う。

そんなことを考えていた時、ふと本屋で目にとまったのが『16歳の教科書~なにを学び、なぜ学ぶのか~』(講談社)である。

今まさにその問いの真っ只中にいる”16歳”にむけての「各専門分野講師の授業」という形で書かれているのだが、中でもタイトルに思わず惹かれたのが、言語学者の大西泰斗氏が書いている4時限目・英語「考える前に感じてみよう!」である。
「(勉強しても)どうして英語が使えないのか?~中略~突き詰めると”英語観”の問題なんですよ。~中略~言葉を単純な機械としてとらえる思想。だけどね、言葉は機械じゃない。~中略~英語を使うためには、英語を使うネイテイブの気持ちに「同期」しなくちゃだめだ。」
そのことに気づいたのは、氏が初めてバイトしたホテルで開発途上国からの研修生達のお世話をしたときのことだと言う。

「略~英語が”公用語”になるわけです。ただ、それは「まともな」英語じゃない___ほとんどネイテイブはいないわけだから。それこそ知っている単語を並べるだけの、「気合と根性」の英語が飛び交っているんですよ。だけどね、驚くべきことにそんな英語でも、微に入り細をうがつ英文法をマスターしたはずの僕なんかよりも、むしろはるかに上手にイキイキとコミュニケーションできる。英語を使ううえで重要なのは「正しさ」じゃない。」

「気合と根性」の英語かあ、、。と自分の1ヶ月(アメリカでの)を思い出す。

「気合と根性」に何を積み上げればネイテイブの英語になるのか。
と、大西氏は続ける。
英語を勉強している16歳にむけて話しているので、それを自分がするかしないかは置いとくとしても、大西氏自身が問いを続け、見つけてきたことの話はかなりおもしろく、頷けるところがいっぱいあり、興味深い。

1時限目の国語「絵筆のように言葉を使おう~ほんとうの国語力を身につけるために~」の中の「言葉というものは覚えるものではなく、考えるものなんだよ」という一節。なるほど、と同時に考えさせられる。

「なぜ学び、なにを学ぶのか」という問いへの答えは、教えてもらうのではなく、自分で見つけるものなのだ、と改めて思う。と、同時にこのような本を読む、誰かの話を聞くことが、その手助けになるのは間違いない。

昔16歳だった人にもオススメの本です。

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