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ことばが劈かれるとき [おすすめ書籍]

この本は 中学時代の恩師から 教育実習で母校に行ったときに 戴いた思い出の一冊だ。

40年近く 「からだとことば」にむきあった 演出家 竹内敏春氏。
演劇的手法を用いて、こわばった体をほぐし、からだと心のゆがみに気付かせていく。
美しい声でなく 社会で生きる人が 自分の本当の声を取り戻す手助けをし、 ことばが生まれる場に立ち会うことを喜び、ともに笑い ともに泣き。。。

教育現場では 実際に生かすことはしなかったが、 子育て や 「ことばと人間」に向き合う研究員になってからも たびたび 手にとって読む 1冊となっている。

演出家の竹内氏が 青年期まで難聴による言語障害から ことばを取り戻したことなども書かれていて 「ことばと人間」を再考できる。

竹内氏は 今年、9月7日に お亡くなりになられましたが、 ことばは いつまでも生きています。

ご冥福をお祈りいたします。



ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)

ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)

  • 作者: 竹内 敏晴
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1988/01
  • メディア: 文庫



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