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再見! [多言語世界]

こんにちは、a_takigawaです。

 ヒッポファミリークラブの仲間たちは、
出会うときには、「Hola!」と皆言い、別れ際には、「再見!」と言います。

なぜスペイン語の挨拶で始まり、中国語で別れるのか、
入会した当初から疑問でしたが、
その起源を知る人に出会うこともなく、見事に誰もが「Hola!」と「再見!」を言うなぁといつも思っています。


 先週、息子の高校に、中国上海郊外の高校生が12名ホームステイプログラムを利用してやってきました。

我が家にはクゥワオ・ルイくん(英語名john)が来ました。

残念なことに、私は体調を崩していたため、
ルイくんとは、翌朝学校に行くときに、
「ニイハオ!再見!」と、2Fベランダから叫んだだけの出会いでした。


なので、息子・娘に一つの願いを託しました。


「お願いがあるの。3人が別れる朝に、ヒッポファミリークラブでいつも歌う、
再見の歌♪を3人で一緒に手をつないで歌ってほしいの!」


普段ならイヤ~な顔をする息子も、体調の悪い母から言われたので、
素直に「いいよ」と言ってくれたのですが、
逆に、いつも優しい娘がヘンな顔をしました。

「なんでルイくんに再見の歌なん?ヘンやんか!」

「ヘン?」

なんと、娘は「Hola!」と「再見!(また会いましょう)」はワンセットなので、
「スペイン語」だと思っていたようです。


 私たちの日常は、何語に関係なく、自然に聴こえてくることば(音)に耳を傾けて
真似をすることの繰り返しです。

娘は、日本語中国語スペイン語など、○○語と区別することなく、
小さな頃から、いろんな音に触れて育ってきました。

娘が「Hola!」をスペイン語だと知ったのは数年前です。
なので、ワンセットの「再見!」「再見の歌♪」は「スペイン語」と思ったようです。

一見、大人なら、「状況」や「あのCDから聴こえる音だな」、など、
分析することは可能かと思います。


何語という概念は、意識すればつけられるかもしれませんが、
自分で見つけた時は、何にも代えがたい嬉しさを体がインプットします。

別に間違いじゃない。
見つけた瞬間瞬間に大きな意味があり、その背景を考える。
それでいいと思っています。


…とはいえ、今回、私の何気ないお願いから、彼女は何語かを知ってしまったわけですが…。

しまった~!
ま、いっか!
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