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ところ変われば私はナニモノ? [人間のことばの自然獲得]

こんばんは、a_takigawaです。

突然ですが、私は東京生まれ、京都育ちです。
両親は関東出身ですので、私の話し方(イントネーション)は、当然ちゃんぽんです。

その1
関西弁で話している(と思っている)けれど、どこか関東っぽいところがあるるよね、
と言われます。
つまり、京都に相当長い間住んでいるけれど、京都の人ね~とは言われません。

その2
学生時代、神戸に住んでいました。
「~しはる」と、「辛い辛い」と同じことを二度続けていうところを捉えて、
「うわぁ~、京都の人って感じ~☆」
と私は京都の人!と言われました。
ところが、月日が流れるうち、一体どこ出身?と言われるようになりました。

その3
先日、ヒッポファミリークラブの会で、私の横に座っていたお父さんメンバーのEさんが、
私の話しっぷりを聞いて、「誰かに似てる」と言いだしました。
誰に似ているのかと思えば、昨年末にメキシコホームステイの準備を一緒にした京都在住のメンバーSさんの話し方と似ているというのです。
Eさんにとっての京都の人のイメージがSさんだったのでしょうか。
…Sさんと似てる…考えたこともなかったし、びっくりしました。
きっと、Sさんと私を知ってる方は、意外に思うかもしれません。

その4
しかし!東京に行けば、誰も私を関東の人だと思いません。
関西人や!!!となってしまいます。


では一体、私はナニモノ?
私は私ですー!!!
今までの生きてきたすべてが、生きざまが全部言葉になって表現されています。
それが私です。

○○人。
ところ変われば私はどこの人?
私というイメージ(性分は変わりません)ががらりと変わってしまいます。

一体私の何を皆さんは見てくださっているのでしょう?
それぞれのアンテナで、私、という人を見てくださっているのです。
普段、私は日本人というくくりにはいますが、くくりをほどけば、私は単なる私です。

言葉を意識するあまり、話すことを辛くする時期がありました。
しかし、意識したからこそ言葉の不思議を感じ、
自分らしさを受け入れるようになり、
そしてまた、いろんな「なんだろう?」を考えるようになり、
いろんな人との出会いから、私が作られていることを知りました。

で、ナニモノ?
なんでもいっか~!

↓ 関連日記 ↓
http://lex-kyotonanbu-yume.blog.so-net.ne.jp/2009-10-27
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r_ichimaru

おもしろい!!わたしもちょうどそのようなことを感じていたのです。
先日、関東在住(福井出身)の友達に電話をしたところ「●●(私の苗字)さん、関西弁になっているね!」と。えー!?このしゃべり方のどこが関西弁なの?? 京都弁がいまだ話せず、堅い(硬い?)と言われているのに^^;
何を聞いて、●●弁とか●●語と人は判断するんでしょうかね~。人の感覚っておもしろいですね。
by r_ichimaru (2009-12-02 09:14) 

m_nishimura

面白い~!!

対象は同じ、「私」という一つの存在なのに、見る側によっていろんな見方をされる。それは自然なことというか、仕方のないことなんだけど、やっかいなのは、(この)私の場合、そこに「どう見られたいのか?」という感情が少なからずからんでくることだろう。

「どう見られようが、私は私よ!」と、いつどんなときも言える自分でホントはいたいけど、それがなかなか・・・。

「見る側」と「見られる側(対象)」だけのあっさりというか、クールな関係でいることが難しい。。。生身の人間として心が通う関係性を持っていたいという願望?それとも単なる弱さか?

でも、「どう見られたいか?」って思うからこそ「こうなりたい!」っていう未来像が生まれ、そのことを考えたり表現したりする『ことば』が欲しくなるのかも知れないです。
by m_nishimura (2009-12-02 12:27) 

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