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好奇心 [自然科学]

先日の南部陽一郎シカゴ大学名誉教授の講演、
http://lex-kyotonanbu-yume.blog.so-net.ne.jp/2009-10-25

「自然法則の対称性とその破れ」
聴講してきました。

この一年の賜物でしょうか。
するするとおっしゃっている意味がわかるのです。

でも、それはカンペキということではなく、
私の、私の脳による、私の理解です。
今の等身大の自分で聴く、いつもそうです。

最後におっしゃられた、
「好奇心を持って知り、楽しむことが大切」
このメッセージは、
まだまだ冒険心いっぱいの南部先生でいらっしゃることが
伝わってきました。

まだ半分にも満たない若さの自分。
まだまだ半人前とも呼んでいただけないのですね。


『自発的対称性の破れ』
「破れた」からこそ私は存在する。
美しいんです、破れた世界は。



…ところで、息子が幼稚園児の頃、時計を眺めるのが好きでした。
「今何時?」とよく聞かれたものです。

「3時は基本型なんですか?」と、見えない誰かに聞いてみたくなります。
見事に絵本によく描かれます。

絵本の世界でも、現実でも、「3時」はおやつの時間意外の何物でもありません。
見事に3時になると、「おやつおやつ!」と言う子供たちもよく見かけます。
「3時」の威力、すごいものです。

 彼が小学生になったとき、すでに5の倍数が言えました。
掛け算はまだ知りませんでした。
簡単なお金の計算も、数の分け方も、すぐにできました。

時計の何を眺めていたのでしょう?
倍数という概念もありません。
「今何時?」と聞かれた私は、どうやって答えていたのでしょう?

どんな好奇心がそこにはあったのでしょうか?

お風呂場で数えていた「1から10」が、どうやって「11からその先」を
見つけたかのように。

「?」ばかりの「好奇心」です。
posted by a_takigawa at nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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コメント 1

マーゴ

「3時は基本型」だなんて初めて聞いたけど、そういわれればそんな気もしてくるから不思議。おもしろいなあ。

by マーゴ (2009-10-30 21:14) 

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